リモートワーク見える化と業務効率化を同時に実現
リモートワークの不便を解消する為にSlackを導入する企業が増えています。
ところがせっかく導入しても、チャット機能として利用するのみで導入メリットを感じられてないという声を聞きます。
Slackは上手く使いこなすことでリモートでのコミュニケーション効率を飛躍的に高められます。もしその価値を十分に享受していないと感じるのなら「運用方法」を見直してみませんか?
THE STORY
Slackは元々エンジニアの利用を想定して開発されたコミュニケーションツールです。
あらゆる業務を部署単位やプロジェクト単位でチャンネルに分けて管理できるので、関連するメンバー・メッセージ・ファイルをチャンネル単位にまとめることができます。
会社の関係者みんなが見れるLINEのグループや掲示板といったところでしょうか。
また各メンバーのオンライン状況も見えるので、出社状況の確認ができやり取りもスムーズに行えます。
Slack及びSlackをベンチマーク(真似して)して作られたTeamsはコロナショックによるリモートワークブームが来たことにより非IT企業でも導入が一気に進みました。
エンジニア中心に使われ始めたSlackですが、現在ではユーザーの裾野が広がり、幅広いユーザーにとって使いやすい画面レイアウトに改善されつつあります。
Slackは拡張性が高く自由度が高い一方で、使い手側の能力が必要になってしまうツールでもあります。
ただし使いこなせた時のコミュニケーション効率の差は圧倒的です。これまでにIT企業から非IT企業まで様々な企業様のSlack活用コンサルティングを行なってきた経験からみて、Slackを使いこなせている企業とチャットツールとしてしか使えていない企業とでは、「コミュニケーション効率が体感的に5倍」は異なります。その為、最初の運用ルール定着の重要性を実感しています。
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Eメールではなし得ない情報アクセス性の良さ
Slackの良さは、各チャンネルへのアクセス権(鍵付きチャンネル以外)があれば、全ての会話にアクセスできます。
Eメールの場合、宛先に入っていなければ、たとえ関係しているプロジェクトだったとしても該当情報にアクセスすることはできません。結果、宛先漏れ
によるコミュニケーションロスが発生してしまいます。
一方、Slackでは該当プロジェクトチャンネルに参加していれば、関連する全ての情報にいつでも確認可能です。そして参加していないチャンネルでも鍵付きチャンネル以外であれば自らの意志でいつでもチャンネルにアクセスして状況確認や助言を行うことも可能です。
そのため、情報の連携もれが少なく、また関係ないと思っていた担当者から思わぬ関連性を指摘されたりと、全員での連携プレーが徹底され、チーム力が底上げされます。
またSlackでは各々のオンライン状況も一目でわかるので、メンバーのオンライン状況を確認しながらのコミュニケーションも行いやすいといった利点もあります。
Eメールから完全移行しても問題なし、
むしろ若手社員のコミュニケーションが活性化する
設立から日が浅い企業では、従業員が比較的若くてITと共に育ってきたデジタルネイティブ世代中心の会社が多く、既に社内コミュニケーションをSlackのみで行うことに成功しています。
チャット感覚のフラットなコミュニケーションは風通しの良さやスピード感アップにつながり、従業員も厄介なコミュニケーションのストレスから解放され、軽やかにコミュニケーションを取れています。
一方、歴史が長く、従業員の平均年齢が高めの会社では、Eメール中心(内線電話もまだまだ活躍中!)でコミュニケーションしている企業が多く、メールの宛先選定や言い回しなどの社内忖度、誤送信などのコミュニケーションミスにより従業員が疲弊していることも。
そういった老舗企業だったとしても、人事命令などのフォーマルな内容含めて社内コミュニケーションを完全にSlackに移行することで、メール誤送信問題や面倒な挨拶文を打つ手間などから解放され仕事の生産性を格段に向上させることが可能です。
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Slack活用の重要な鍵はチャンネル運用
チャンネルの運用が出来ているか否かはSlack導入の成否を分ける重要なポイントとなります。例えば、機密情報を扱うチャンネルにはアクセス権限をつけることができます。
扱う情報の機密レベルに応じて、例えば役員会チャンネルやマネージャー会などのチャンネルを作り、関係者のみを追加することで、権限のない従業員からのアクセスを防げます。
また、プロジェクトベースのチャンネル運用をすることで、全メンバーに同じ情報を共有できるので、プロジェクトメンバーの一体感を高めることにもつながります。検索機能を利用すれば、過去の情報にもアクセスしやすく、途中から参加したメンバーもプロジェクト経緯なども辿りやすくなります。
その他、カジュアルな運用では、部署ごとに部署内アナウンスチャンネルを作って情報共有を活性化することで、Eメールでは遠慮しがちなゆる目の関連情報の共有などが進み、アイデア促進や他の関連情報の共有などにつながり、情報弱者になりがちな若手社員への均等な情報共有も進みます。
実は、このチャンネル運用がSlack活用の成否のひとつの重要な鍵となります。この運用ルールを利用者にわかりやすく伝え浸透させることで、運用が統一され、圧倒的にコミュニケーション効率が高まるツールとして価値を発揮します。
Slackをもっと使いこなすTips
例えば、Slackセットアップと同時にセットされている#generalと#ramdomのチャンネルについて。
まずこのチャンネルを使いこなせるかどうかで、チャンネル運用の効率が大きく変わってきます。
過去のコンサルティング経験でも、実はこの運用が「ただのチャットチャンネル」になってしまっている企業が意外と多くて、非効率やわかりにくさの原因となっているケースが多くありました。
#generalチャンネルは、管理者や許可したユーザーのみが投稿可能とする機能
が標準でついています。シリコンバレーでは、#generalは、人事担当や経理
の方のみに投稿権限を与え、人事発令や健康診断、年末調整案内など、全従業員に対してのアナウンス配信チャンネルとして使うのが一般的です。
#randomに関しては、例えば200人くらい迄の規模の会社なら、落とし物があった等の案内を一般社員でも全体に配信できるチャンネルとして活用することができます。
SlackはGoogle連携も抜群!
Googleカレンダーを開かずにSlack内から会議通知を発行したり、
Googleドキュメント、スライド、スプレッドシート内につけられたコメントに対して、該当ファイルをわざわざ開かなくてもSlack内で直接返信することも可能です。
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より詳しく教えていただくことは可能ですか?
Slackについてまとめた動画講座もございますので、以下の講座もぜひ参考にしてみてください。
また、弊社のプロのコンサルタントが直接導入支援も行なっていますので、ご希望の場合は下にある初回Zoom相談(無料)からご依頼ください。御社の社内コミュニケーション業務を最適な形でSlack運用へ移行できるようご支援・ご提案させていただきます。
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